今までiMac 27インチをメインPCとして、MacBook Pro 13インチをサブPCとして使っていました。
自宅デスクで集中して作業するときはハイスペックなiMac、外出先やデスク以外で作業をするときはMacBookというように2台を使い分けて、いつでも快適に作業ができるようにしてきたのですが、iMacを手放しました。
そのため、今はMacBookをメインPCとして使っています。
結論から言うと、iMacを手放してMacBookをメインPCにしたのは正解でした。
なんでiMacを手放したの?
MacBookよりもスペック高いのに・・・
このように思う方多いと思います。
そこで、スペックの高いiMacを手放してまで、MacBookをメインPCにした理由について詳しく解説していきます。
MacBookをメインPCにしようか悩んでる人は、ぜひ参考にしてください!
iMacとMacBookの2台を使い分ける
冒頭でも書きましたが、今まではiMacとMacBookの2台を使い分けて作業をしていました。
自宅のデスクでがっつりと作業するときは、ハイスペックなiMac 27インチを使用。
iMac 27インチのいいところは画面が大きいだけでなく、メモリ増設が自分でできるところ。
増設して40GBにして使っていたので、かなり快適でした。
また、外出先での作業に重宝したのはMacBookです。
MacBook Pro 13インチを使っているのですが、持ち運びやすい上に、外でも自宅と同じような環境で作業をすることができる優れもの
もちろんiMacに比べるとスペックは劣るのですが、それでも外出先でこれだけ快適にできたら十分といった感じ、特に不満はありませんでした。
外出先以外にも、自宅のデスク以外(例えばリビングなど)で作業するときにも使えるので、場所を選ばず快適に作業ができる相棒のようなマシンです。
このように、今まで2台のMacを使い分けることで、デスクだけでなく場所を選ばず快適に作業をしてきました。
iMacからMacBookに乗り換えた理由
このようにiMacとMacBookの2台を使い分けるスタイルで作業していましたが、iMacを売却してMacBook1台で作業するようになりました。
その理由は、以下の3つです。
- すぐ移動することができない
- デスク周りをもっとスッキリさせたい
- M1 MacBookが使いたい
順番に詳しく解説していきます。
すぐ移動することができない
iMacとMacBookの使い分けの記事で書いた通り、iCloudやNASなどを使うことで作業中のファイルを簡単に共有することができるため、どっちのマシンでも作業を進めることができます。
しかし、共有できるのはファイルだけです。
例えば、調べ物をしつつプログラムを書いていたとします。
ブラウザで開いていたタブは、iCloudの機能でMac間で共有することができるので、別マシンでも同じページを見ることができます。
ところが、作業中のエディタはそうもいきません。
確かに同じファイルを別マシンでも使うことはできます。
しかし、ファイルを複数開いて、自分が使いやすいように配置して、今このあたりの行を操作しているという状態は、そのマシンでしか使うことができません。
また、別マシンでそのファイルを使うためには、一度保存する必要があります。
でも、今はまだ保存したくないってときもありますよね?
そういうときでも保存しないと、別マシンで使うことができないのは困ります。
外出先でMacBookを使って作業をしていたけど、自宅に帰ってきたから続きはiMacで進めようと思うと、
- 一度ファイルを保存する
- iMac側でブラウザのタブとファイルを開き直す
- 自分が使いやすいように配置し直す
ここまでやって、ようやく作業が再開できるんです。
作業再開するまでに結構な手間がかかっちゃうんだね・・・
だからこそ、なかなか気軽にマシン間の移動ってできないんですよね。
最近は、まだ1歳にもなってない娘の世話をするために自室とリビングを頻繁に行ったり来たりしているので、その度にこれらの手間をかけるってのは非常に面倒でした。
デスク周りをもっとスッキリさせたい
iMacって、PC本体とモニターが一体化しているため、省スペースでよくてデスク周りがかなりスッキリすると思ってました。
確かに最初はそう実感してました。
今まではでかいデスクトップPCを床に置いていたので、まずその場所を確保しないといけなかったですし、そこから伸びる配線も考える必要がありました。
床とデスクで距離があると、その分ケーブルも長くなってしまい、余計にごちゃごちゃとしてしまうんですよね。
iMacにするとそのような悩みからは解放されました。
しかし、しばらく使っているとどうしても不満が出てきてしまうんです。
iMacって結構厚みがあるので、その分奥行きが必要になりますし、ケーブル口が全部裏側にあるため、想像以上にケーブル周りがごちゃついてしまうんですよね。
ケーブルの挿し替えをしようと思うと、一旦iMac本体の向きを変える必要がありますし、結構大変でした。
頻繁に抜き挿しするようなUSBポートは、このようなハブを使って正面からできるようにしてました。
しかし、何か新しく機器を買ったときなどはどうしても挿し替え作業が発生してしまうので、その度に大変な思いをしてました。
VESAマウントができるタイプの方を買っていたら、また違ったかもしれません。
M1 MacBookを使いたい
M1 MacBookがすごく快適って話をよく聞きますよね。
MacBookだけど、かなりのパフォーマンスが出せるらしく、これ1台で動画編集までできてしまうとか。
それだけスペックが高いのであれば、スペックを求めてデスクトップタイプのマシンを使わなくても、MacBookだけあればOKになりますよね。
ただ、今のM1 MacBookは、画面出力が1台にしかできないため私は見送っています。
そこが改善されるであろう後継機が出たら使いたいため、ちょっと先走ってMacBookだけで作業をするようになりました。
iMacからMacBookに乗り換えて実感したメリット・デメリット
実際MacBook1台だけで作業するようになって感じたメリット・デメリットは以下の通り。
- 気軽に移動ができるようになった
- デスク環境作りの自由度が上がった
- 処理が重くなることがある
こちらも解説していきます。
気軽に移動ができるようになった
MacBook1台で作業するようになってから、気軽に移動ができるようになりました。
今している作業がどれだけ中途半端でも、その中途半端なまま移動ができて、画面を開けばすぐ再開できますからね。
デスクで作業するときはモニターに接続して、マウスとキーボードを使って作業しているので、デスクトップPCで作業しているのと何ら変わりありません。
妻に呼ばれて子供の世話をしにリビングに移動しても、すぐ作業が再開できるため非常に便利です。
おかげでデスク以外でも作業が捗るようになりました。
デスク環境作りの自由度が上がった
iMacを使っているより、デスク環境作りの自由度がかなり上がりました。
iMacの場合、まずiMacを中心に置いて、そこから広げる必要がありましたが、今となってはそんなことありません。
モニターアームを使うことで、モニターの置き場にも困りませんし、ドッキングステーションを使うことで、ケーブル類を1箇所にまとめることができます。
つまり、どこを中心に置くかも自由に決めることができるんです。
おかげでiMacを使っていて何とかしたいなーと思っていたことが、全て解決できました。
ちなみに、MacBook用のデスク環境で肝となるのはドッキングステーションです。
モニターも含めた全てのケーブルをドッキングステーションに繋ぐことで、MacBookとドッキングステーションをケーブルで繋ぐだけで、デスクトップPCとして使うことができるようになるんです。
逆に移動するときは、ドッキングステーションとのケーブルを抜くだけでOKなので、かなり楽です。
MacBookにケーブルを何本も挿していたら、移動のたびそれらの抜き挿しが面倒だもんね・・・
抜き挿しが1本だけだと、全く負担にならないので、気軽にMacBookを持ち運ぶことができますよ。
処理が重くなることがある
今使っているのは2018年モデルのMacBook Pro 13インチです。
そこまで負荷のかかる作業をしなければいいのですが、
- ブラウザでタブを10個くらい開く
- Photoshopで画像編集
- NASにファイルのアップロード
これらの作業を同時に行うと、まともに作業ができなくなってしまいます。
MacBook Proのメモリは16GBなのですが、それでもこれらの処理に耐えることができないようです。
iMacは自分でメモリ拡張ができるため、格安で40GBまで増設していました。
おかげで、これくらいの作業であれば全く重くならず快適にできていたんですよね。
でも、MacBookで作業をするようになって、重くならないよう作業に気を使わなきといけなくなってしまいました。
ただ、これはM1 MacBookやその後継機を使うことで解決できる可能性があります。
ここは今後に期待ですね。
iMacからMacBookに乗り換えた理由とそのメリット・デメリットまとめ
今までiMac 27インチをメインPCとして使ってきましたが、それを手放してサブPCとして使っていたMacBook Pro 13インチをメインPCとして使うことにしました。
iMacよりスペックが劣るMacBookをメインPCとして使うことに不安はありましたが、実際使ってみると快適さの方が勝りました。
確かにスペック不足を感じることもあります。
少し負荷がかかるような処理を同時に行うと、重くなってほぼ作業ができなくなってしまいます。
そのため、重めの作業をする場合は気をつける必要があって少し不便さを感じることは正直あります。
でもそれ以上に、
- 気軽に作業を中断して移動ができる便利さ
- デスク環境作りの柔軟さ
これらのメリットが大きいため、この思い切った乗り換えは結果的に正解でした。
iMacかMacBook、どっちを使おうか悩んでいる人やMacBookをメインPCにしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです!