VPSって何?
VPSを使って何ができるの?
このような疑問にお答えします。
私は現在、社内インフラエンジニア兼Webエンジニアとして働いています。
入社する前にプログラミングだけでなく、VPSを使ってサーバの知識も身につけておいたおかげで、今の会社に入社することができました。
そして、実際に働いていても、サーバの知識は身につけておいてよかったと実感してます。
本記事では、これからエンジニアを目指して勉強をしている方は、VPSを使った方がいい理由について解説していきます。
VPSとは?
VPSとはVirtual Private Serverの略で、読んで字の如く「仮想専用サーバ」のことです。
1台のサーバを複数人で共有しますが、個人で管理者権限を持っているため、好きにいじることができます。
つまり、物理的には1台のサーバですが、その1台のサーバの中に複数の仮想的なサーバがあり、その仮想的なサーバ1台を借りる訳ですね。
VPSを使うメリット
プログラミング初心者が、VPSを使うメリットは以下の3点です。
- リモート開発環境を作ることができる
- サーバの知識が身につく
- ブログでアウトプットすることができる
それぞれについて解説していきます。
リモート開発環境を作ることができる
VPSは、基本的にOSがLinuxベースです。
そのため、開発環境の構築をスムーズに進めることができます。
開発環境構築の解説は、Linuxベースの場合が多いですしね。
また、VPSに開発環境があると、インターネットにさえ繋がれば、どのPCからでも同じ環境で開発することができます。
例えば、自宅のPCで開発環境を構築して、外出先でノートPCを使って開発がしたいとなった場合、そのノートPCでまた環境を構築する必要があります。
しかし、VPSに開発環境があれば、インターネットに繋がる必要はありますが、どのPCからでも同じ開発環境を使うことができます。
開発する際のエディタはVSCodeを使うことをオススメします。
サーバの知識が身につく
ここがプログラミング初心者の方にとって一番大きいところです。
Webエンジニアを目指してプログラミングの勉強を始めた方は、ぜひサーバの知識を身につけておいていただきたいです。
現在、私は社内インフラエンジニア兼Webプログラマという形で働いていますが、プログラムは書けてもApacheのログを読むことができないという人が結構現場にいます。
そのため、サーバ側で出ているエラーに関しては、全くわからずこちらにヘルプが飛んでくる訳です。
少しでもApacheを触ったことがあれば全然困ることのない内容のエラーでも、触った経験がないとやっぱり戸惑ってしまうんですよね。
ただ、こちらとしては「ログに書いてあるからそれ読めばわかるでしょ?」って思ってしまいます。
忙しいときだと特に・・・
実際にそんなことは言わずに対応しますが、エラー内容が書いてあるのに、それ見ずに丸投げしてくるのは正直やめてほしいと思います。
こちらの対応も、まずはログを見ることからスタートなので、「こんなログが出ていたのですが、どうすればいいですか?」くらいの聞き方をしてほしいです。
おそらく聞かれる側はみんなこんな気持ちなので、サーバについても最低限の知識だけは身につけておいた方が、入社してからお互いにとって幸せです。
入社してからも、仕事中にサーバを好き勝手いじる機会ってのはなかなかないので、VPSで環境を自分で作って、壊す勢いでいじるのがオススメです。
VPSは、仮にシステムファイルを壊してしまって起動しなくなっても、簡単にOSの入れ直しもできるのでトラブルを恐れずに好き勝手いじることができます。
また、面接の際にも
「プログラムが書けます!」
と言うより、
「自分でWebサーバを構築し、その上で動作するプログラムを作りました!」
とアピールすることで、実際に業務についてからのことも考えて勉強していると評価される可能性が高く、他のライバルと差をつけることができます。
実際に入社してからも、サーバの知識があるだけでプログラムの理解の深さも変わってきますし、Webエンジニアを目指している方にとって必須のスキルであると感じてます。
ブログでアウトプットすることができる
VPSを使うと、Webサーバを立てることができるので、Wordpressを使ったブログが簡単に開設することができます。
別途ドメインを準備する必要はありますが、それだけできればOKです。
Webサーバを立てること自体も勉強になりますし、ブログのネタにもなりますよ。
プログラミングを勉強している方は、インプットも大事ですが、それと同じくらいアウトプットが大事です。
学んだことをアウトプットすることで、理解をより深めることができます。
そのため、プログラミングに限らず何かを学んでいる方は、その学んだことをブログでアウトプットすることをオススメします。
ブログ作りもWebサーバやWordpressの勉強になるため、プログラミング勉強中の方は特にオススメです!
VPSのデメリット
VPSは基本的にLinuxベースなため、今まで一度もLinux系のOSを使ったことがない人にとってはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
また、VPSを使ってブログを開設する際も、DNSの設定やファイアウォールの設定なども全て行う必要があります。
何も知識がない人が、それら全てを自分一人で行うとなると大変ですよね?
だからこそ、ブログ開設はVPSではなくレンタルサーバを使っている方が圧倒的に多いのです。
ただ、エンジニアを目指すのであれば、それくらいは自分で調べて自走する力がないと正直今後やっていけるか怪しいです。
コマンド操作についても細かく解説されたサイトも多数あるので、怖がらずにチャレンジしてみましょう!
最初のうちは慣れないコマンド操作に戸惑うかもしれませんが、一度慣れてしまうと、何かトラブルがあったときも解決方法もすぐ出てくるため圧倒的に便利ですよ。
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VPSはどこのを使うのがおすすめ?
私が使っているのはConoHaVPS
1GBのプランを契約していますが、今のところ困ったことは全くありません。
金額も月額880円とかなりお手頃価格で、レンタルサーバともほぼ同等の価格です。
ConoHaVPS
ブログ運営のように、24時間365日ずっと稼働させるような運用をする場合は一定の月額料金、
開発環境などの用途で、一日のうち数時間しか使わないなどの場合は、使った分だけ料金が発生する課金制へと切り替わります。
しかも、初期費用は無料なのでかなりお手軽に始めることができます。
イメージキャラクターが可愛いのもポイント高いです(笑
プログラミング初心者がVPSを使うべき理由まとめ
プログラミング初心者の方が、VPSを使うべき理由についてお話してきました。
Linuxは低スペックPCでも動作するので、家に転がっている昔のPCを使って自宅サーバを構築するのもありですが、外部からアクセスするためには結構な手間がかかります。
また、リモート開発環境として使う場合やブログを運営する場合は、常時起動しておかないといけないため自宅でサーバを立てるのはなかなかハードルが高いです。
それを解決してくれるのがVPSです。
お手軽価格で24時間365日ずっと動かしておけるので、様々な用途で使うことができます。
現在プログラミングの勉強真っ最中の方は、コードを書くことも大事ですが、サーバの知識が0だと業務が始まってから苦労することになる可能性が非常に高いです。
ぜひ今のうちにある程度の知識を身につけておくことをオススメします。
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