私は普段、MacBook ProをメインPCとして使っています。
自宅で作業するときは、Thunderboltケーブル1本をMacBookをドッキングステーションと接続するだけで、モニターやスピーカーなどの周辺機器と繋がるようにしています。
でも、ドッキングステーションって電源が必要だったり、ドッキングステーション本体の置き場が必要だったりと、マイナス面もいくつかあります。
そんなとき、メーカー様よりこちらのUSBハブをご提供いただきました。

そこで、こちらのUSBハブをドッキングステーション代わりに使えないか試してみました。
こちらのUSBハブと、今使っているドッキングステーションで使い心地を比較してみます。

自宅の作業環境を少しでも改善したいと考えている人は、ぜひ最後まで見ていってください!
Baseus 8-in-1 USB-C HUBの内容


では、開封します。




LEDインジケーターが付いているので、PCに接続すると青く光ります。
そのため、接続されているか否かをひと目で把握することができます。


Baseus 8-in-1 USB-C HUBのポートの種類
「Baseus 8-in-1 USB-C HUB」には、以下の8ポートが付いています。
- USB-Aポート×3(データ転送用・充電用)
- USB-Cポート×1(充電用)
- HDMIポート
- microSDスロット
- SDカードスロット
- LANポート(1Gbpsイーサネット)
右側にはUSB-Aポートが3ポート、


左側にはUSB-Cポート、HDMIポート、SD・microSDスロット




正面にはLANポートとなってます。
Baseus 8-in-1 USB-C HUBのポートの特徴
USB-Aポートは、データ転送・充電どちらも可能で、転送速度が最大5GbpsのUSB3.1 gen1が採用されています。
USB-Cポートは充電のみ可能なので、データ転送ができません。
しかし、100W給電まで対応しているので、MacBook Pro 16インチのようなハイスペックマシンも高速充電することができます。
HDMIポートは4K対応で、SD・microSDスロットの転送速度は60MB/Sです。
LANポートは1Gbps対応のイーサネットポートとなってます。
Baseus 8-in-1 USB-C HUBとドッキングステーションを比較
私が普段使っているドッキングステーションは、こちらのWAVLINKの製品です。


特にこれと言った問題があるわけではないのですが、デスクの上をスッキリさせるためケーブルを1本でも減らしたいんですよね。
そこで、ドッキングステーションをUSBハブに置き換えて使ってみて、使い心地がどう違ったのか確かめてみました。
HDMIケーブルが使える
ドッキングステーションにはHDMIポートが付いてません。
そのためディスプレイに接続するためには、DisplayPortケーブルを使うか、USB-C to HDMIケーブルを使うしかありません。




しかし、USBハブにはHDMIポートが付いているため、変換することなくそのままHDMIケーブルを使うことができます。
DisplayPortケーブルやUSB-C to HDMIケーブルは持っていなくても、HDMIケーブルなら持ってるって人は多いんじゃないでしょうか?



わざわざ新しくケーブルを買う必要なく、家にあるHDMIケーブルを使うことができるのはありがたいですね。
設置場所を気にする必要がない
ドッキングステーションを使う場合、ドッキングステーション本体を置く場所が必要になります。
MacBookとドッキングステーションは近くに置かないといけないですが、中途半端な場所に置いてしまうと見栄えが悪い上、邪魔になってしまいます。
そのため、結構置き場所を考えるのが難しいんですよね。



MacBookとドッキングステーションを繋ぐケーブルの位置や、ドッキングステーションから伸びる電源ケーブルも考えると更に難しくなります。
でも、USBハブの場合はそこまで難しくないです。
と言うよりも、MacBookの隣に置くしかないため、考える必要がないんですよね。
変に考えなくていいので、何も考えずそのまま使えるってのは地味に嬉しいです。
充電用のケーブルが必要になる
ドッキングステーションの場合、ドッキングステーションとMacBookを接続したら、様々なポートと接続されるだけでなく充電も行われました。
しかし、USBハブの場合は接続しても充電は行われません。
充電をするためには、USBハブのUSB-CポートかMacBook本体のUSBポートに、充電用のケーブルを接続する必要があります。
そのため、ケーブル1本を接続するだけで使える環境を作るためには、USBハブのUSB-Cポートに充電用のケーブルを繋いでおかないといけません。
そうすると、USBハブが充電用ケーブルに引っ張られたり、USBハブから長いケーブルが伸びてしまったりと、環境によってはドッキングステーションよりも配線が難しくなってしまうかもしれません。
USB-CポートはMacBook本体のを使う必要がある
「Baseus 8-in-1 USB-C HUB」にはUSB-Cポートが付いていますが、こちらは充電専用なので、機器の接続をすることができません。
そのため、USB-Cケーブルを接続する機器を使う場合、MacBook本体に接続する必要があります。
そうなると、「USBハブを接続さえすれば使えるようになる」環境にはできないんですよね。
USBハブと、その他のUSB-Cケーブルを接続する必要がありますから。
USB-Cで接続する機器を使わない場合は問題ないですが、使う場合はちょっと面倒です。



ドッキングステーションは、USB-Cポートの空きが1つはあったから、困ることはありませんでした。
Baseus 8-in-1 USB-C HUBレビューまとめ


私が使っているWAVLINKのドッキングステーションと、「Baseus 8-in-1 USB-C HUB」の使い心地を比較してみた結果です。
USBハブも悪くはなかったのですが、正直ドッキングステーションから完全に置き換えは難しいと感じました。



充電するためのケーブルを用意する必要があるのが一番大きなマイナスポイントですね。
ただ、持ち運びができるので、自宅のデスクではドッキングステーション、それ以外の場所ではUSBハブを使うといった使い分けがベストですね。
というよりも、自宅で使うよりも、自宅以外でこそ本領を発揮するアイテムといった印象です。
その上、8ポート付いていてこの値段で買えるUSBハブってなかなかありません。



これだけポートが付いていると、だいたいもっと値段が高いですからね。
そのため、これからドッキングステーションやUSBハブを買おうかと思っている人には、こちらのUSBハブは割とオススメできます。
かなりコスパもいいですからね。