あなたはどんなキーボードが好きで、普段どんなキーボードを使っていますか?
キーボードは、パソコン作業をするときに最も重要だと言っても過言じゃないアイテムです。
キーボード1つで、作業効率が全然違ってきます。
私は、最近までApple純正の「Magic Keyboard」を使っていました。
使い始めは、「あの薄さはタイピングしづらそう」って思ってたのですが、実際使ってみるとそんなことなく、今となってはあの薄さじゃないとダメになってしまいましたw
久々に、以前まで使っていたメカニカルキーボードを使ってみたら、使いづらくてすぐ使うのをやめてしまいました。
そんなMagic Keyboard大好きな私ですが、ずっと気になってた新たなキーボードを購入してしまいました。
それがこちらの「Logicool KX800M MX Keys for Mac」です!
こちらの「MX KEYS for Mac」を使ってみた感想と、今まで使っていた「Magic Keyboard」と比較してどうだったのかについて詳しく解説していきます。
ちょっといい感じのキーボードが欲しいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 普段Macをメインで使っている
- Magic Keyboardの打ち心地が好き
- 複数のマシンを使い分けている
MX KEYS for Macの内容と外観
では、早速開封して見ていきましょう。
外箱から取り出すと、MXシリーズお馴染みの高級感のある内箱が出てきます。
キーボードは和紙のようなもので包まれています。
ビニール袋ではなく紙ってところが、高級感出してますねw
小箱に入っている付属品は、USBのレシーバーとUSB-Cケーブルです。
キーボード本体は、スペースグレーでMacBookともピッタリな色合いでカッコイイです。
充電用のポートはUSB-C。
Magic KeyboardはLightningケーブルが必要だったので、USBポートなのはありがたいですね。
重さは804gもあるので結構ずっしりと重いです。
ちなみに、Magic Keyboardは231gなので約3.5倍も重いんです。
重さがある方が、タイピング中にずれてしまうこともないので安定感は高いです。
MX KEYS for Macのよかった点
「MX KEYS for Mac」のよかったところは、以下の5点です。
- キーボード1台で複数マシンを使える
- キーボードに角度が付いている
- キーにへこみがあって押しやすい
- 矢印キーのサイズが大きい
- バッテリー持ちがいい
それぞれ解説していきます。
キーボード1台で複数マシンを使える
「MX KEYS for Mac」1台で3台までのマシンへと接続することができます。
そして、ボタン1つでそれぞれのマシンへと切り替えて使うことができるんです。
しかも、パソコンだけでなくiPadでも使うことができるので、例えば
- 仕事用PC
- 個人用PC
- iPad
これら3台のマシンをこのキーボード1つだけで使うことができます。
MX Master3と組み合わせることで、マウスもこれ1台で3台分操作できるようになるので、マシンの使い分けがかなり楽になります。
>>【MX MASTER 3 for Macレビュー】Macユーザ向けの高級ワイヤレスマウス!
キーボードに角度が付いている
キーボードは、少し角度が付いていた方がタイピングがしやすいです。
Magic Keyboardは、ほぼ角度が付いてなかったのですが、この「MX KEYS for Mac」はこれだけの角度が付いています。
そのおかげで、かなりタイピングがしやすいんです。
キーにへこみがあって押しやすい
「MX KEYS for Mac」のキーにはへこみがあります。
キーが押しやすいようデザインされているのですが、正直買う前は「ただへこみがあるだけで、そんなに変わる?」って思ってました。
でも、実際に使ってみてびっくり!
タイプミスが激減したんです。
ただへこみがあるだけで、めちゃくちゃ効果ありましたw
矢印キーのサイズが大きい
Magic Keyboardって矢印キーが他のキーよりも小さくて押しづらかったんですよね。
でも、この「MX KEYS for Mac」は矢印キーもフルサイズです。
おかげで矢印キーが押しやすくて、間違えて違う方向のキーを押してしまうってことがなくなりました。
バッテリー持ちがいい
「MX KEYS for Mac」は、バックライトがONの状態なら10日間、バックライトがOFFの状態なら5ヶ月もの期間を1回の充電で使うことができます。
バックライトをOFFにさえすれば、1回充電するだけで半年に近い期間充電しなくても使い続けることができるってすごくないですか?
充電作業って地味に面倒ですし、いざ使おうとしたときにバッテリーがなかったらストレスが溜まりますよね。
その頻度を下げてくれるので、作業効率的にも精神衛生的にも嬉しいポイントです。
MX KEYS for Macのよくない点
逆にイマイチだなと思った点もあります。
- 厚みのせいで手首が疲れる
- テンキーがある分マウスまでの距離が遠くなる
- キータッチが少し重い
- US配列しかない
こちらもそれぞれ解説していきます。
厚みのせいで手首が疲れる
「MX KEYS for Mac」はMagic Keyboardに比べて、若干ですが厚みがあります。
そのせいか、長時間タイピングしていると手首が疲れて痛くなってきます。
厚みがあるせいで、手首をくの字に反らせる必要があるからだと思います。
そのため、私は専用のパームレストを購入しました。
一般的なパームレストは結構厚み(高さ)がありますけど、こちらのパームレストは「MX KEYS for Mac」に合わせて作られているため、かなり薄くなっています。
そのため、使い心地抜群です。
サラサラしていて肌触りもいいですしね。
このパームレストのおかげで、手首への負担がかなり減りました。
テンキーがある分マウスまでの距離が遠くなる
「MX KEYS for Mac」はテンキーが付いているタイプのキーボードです。
今までテンキーレスのMagic Keyboardを使っていたので、テンキーの分だけマウスまでの距離が遠くなってしまって結構使いづらく感じてしまいます。
少し前までテンキー付きのキーボードを使っていたのですが、一度テンキーレスタイプに慣れてしまうとなかなか戻れません。
キータッチが少し重い
Magic Keyboardに比べて、キータッチが結構重いです。
黒軸のメカニカルキーボードのような重めのキータッチが好きな人は、かなり好みだと思います。
でも逆にMagic Keyboardの軽いキータッチが好きな人には、ちょっとイマイチに感じるかもしれません。
US配列しかない
「MX KEYS for Mac」にはUS配列のものしかありません。
そのため、JIS配列のキーボードが使いたい人には向いてません。
JIS配列のキーボードが使いたい人には、こちらのキーボードもあります。
Mac向けに最適されたものではなく、WindowsとMacどちらも使えるデザインとなってます。
でも使い心地はほぼ同じなので、MX KEYSが使いたいけどUS配列は嫌だという方は、こちらを検討してみるのもありですよ。
MX KEYS for Macのレビューまとめ
- キーボード1台で複数マシンが使える
- キーボードに角度が付いている
- キーにへこみがあって押しやすい
- 矢印キーのサイズが大きい
- バッテリー持ちがいい
- 厚みのせいで手首が疲れる
- テンキーがある分マウスまでの距離が遠くなる
- キータッチが少し重い
- US配列しかない
「MX KEYS for Mac」は、Magic Keyboardのような薄めのキーボードです。
これ1つで3台までのマシンが使えるだけでなく、タイピングもしやすいのでかなり気に入ってます。
Magic Keyboardも好きだけど、少し違うキーボードを使ってみたいという人にオススメしたいキーボードです。