家の鍵の開け閉めって地味に面倒ですよね。
特に荷物を持っているとき。
荷物を落とさないようにしながらポケットから鍵を取り出して、差し込んで解錠ってかなり手間ですよね。
そんな問題を解決してくれるのがスマートロックです。
今までもずっと気になってたのですが、なかなか高くて手が出しづらかったんですよね…
そんな中、たまたまTwitterで
「SESAME3っていうスマートロックが安い!!」
ってツイートを見かけて、気になって調べたところ、いつの間にかポチってましたw
そんなわけで、かなりコスパのいいスマートロック「SESAME3」の実機レビューをしていきます。
SESAME3の内容・付属品
まずは、開封してSESAME3の中身を見ていきましょう。
箱の中には
- SESAME3本体
- 付属品が入った箱
- マニュアル類
これらが入っています。
ちなみに付属品は、
- 交換用の両面テープ
- ネジ
- ドライバー
- NFC用シール
これらが入っています。
付属のネジは、ドアの鍵部分に高さがある場合、SESAME3本体に高さを付けるための部品を留めるために使います。
そのまま取り付けができるタイプの鍵なら、この部品とネジは使う必要がありません。
SESAME3の取り付け方法
SESAME3の取り付け方法について解説していきます。
取り付ける流れとしては非常にシンプル。
- 鍵を挟む部分の高さを調節する
- 取り付ける場所を決める
- 両面テープを剥がして固定する
もう少し詳しく解説していきますね。
本体裏側のこの部分に鍵を入れ込むことで、鍵の開け閉めを行います。
そのため、まずこの部分にうまく鍵が入るように高さを調節する必要があります。
高さを調節するためには、付属のドライバーを使ってこの鍵をはめ込む部分を取り外します。
片方を外すとこんな感じ。
部品の高さは、以下のように3段階で調節することができます。
もう片側の部品も同じように外して調節します。
調節ができたら、再び本体へと取り付けましょう。
ドアのどの部分に取り付けるのか、ある程度の場所をあらかじめ決めておきましょう。
両面テープを剥がしてしまうと、なかなか調整するのは難しいですからね。
取り付ける場所を決めたら、両面テープを剥がして貼り付けましょう。
結構強力な両面テープなので、しっかりと固定されます。
取り付けが完了したら、後はアプリの設定をすれば使えるようになります。
アプリの設定方法は、公式のこちらで解説されています。
SESAME3の別売りWiFiモジュールについて
SESAME3は、標準だとBluetoothでしか使えません。
そのため、Bluetoothの電波が届く距離まで近づかないと鍵の開閉ができません。
近づかなくても操作がしたい場合は、別売りのWiFiモジュールを買う必要があります。
最初は別に必要ないと思って買わなかったのですが、いざSESAME3を使ってみたら欲しくなったので結局買いましたw
箱の中身は本体とマニュアルが入ってます。
差込口はUSBになってるので、これをSESAME3の近くのコンセントに差し込むだけでOK。
コンセントにUSBポートが付いていればいいですが、ない場合はこのような小型のUSB充電器を使いましょう。
電源口に挿せば、あとはアプリ側で設定するだけです。
設定方法は、公式のこちらで解説されています。
SESAME3の使い心地
SESAME3を実際に使ってみた正直な感想について、お話していきます。
スマホだけでなくApple Watchが鍵として使えるのが便利
スマートロックのメイン機能とも言える、スマホを使っての解錠がかなり便利です。
わざわざ鍵を取り出して鍵穴に挿して回すって、荷物を持っているときだと結構面倒ですが、スマートロックを使うとSESAMEアプリのボタンをタップするだけでOK。
このSESAMEアプリは、Apple Watchでも使うことができます。
そのため、Apple Watchさえ着けていればスマホを取り出す手間すら不要になるんです。
私はApple Watchのホーム画面にSESAMEアプリを置いているので、たったの2タップで解錠することができます。
これなら荷物をいっぱい持ってるときでも困ることがないね!
賃貸でも簡単に取り付けることができる
よっぽど変わったデザインでない限り、高さや幅の調節ができるので取り付けることが可能です。
取り付けた場所が気に入らず、1回だけ外して取り付け直したのですが、両面テープは十分な粘着力があって、問題なく使えています。
調節さえしたら両面テープで貼り付けるだけなので楽々です。
WiFiモジュールがほぼ必須
正直WiFiモジュールがないと、スマートに使うことができません。
と言うのも、WiFiモジュールがないとBluetoothを使うことになるんですが、
- Bluetoothが届く範囲まで近づく
- SESAMEアプリを起動する
- スマホ(Apple Watch)とBluetoothが接続される
- 鍵の操作ができるようになる
このような手順を踏む必要があるんです。
Bluetoothが届かない距離でSESAMEアプリを起動して、それから届く範囲まで近づいてもうまく接続されないことが多かったです。
その場合、一度SESAMEアプリを終了させて、再度起動させる必要があります。
そうなってしまうと、ドアの前で立ち止まってスマホ操作する必要があるので、それなら直接鍵で開けた方が早いです。
WiFiモジュールがあれば、距離関係なく電波が入りさえすれば操作することができるので、このような面倒なことにはなりません。
そのため、ストレスなく快適に使うためにはWiFiモジュールは必須です。
別売りじゃなく同梱してほしかったね・・・
オートロック機能は使いづらい
SESAMEアプリから設定することで、オートロック機能を使うことができます。
このオートロック機能は、解錠してから何秒後に施錠するって使い方です。
普段遣いでは便利なんです。
解錠だけすれば、自動的に鍵が閉まるので鍵を閉めるって手間がなくなりますし、鍵の閉め忘れもなくなります。
しかし、荷物を受け取るときなど、ドアが開いているときにもオートロックが動作してしまうんです。
荷物の受け取りだけなら数秒なので、設定する時間次第では問題ないかもしれませんが、もう少し時間がかかってしまう来客対応にはどうにもできません。
来客があるたびオートロックの設定を解除して、終わってから再度設定し直すなんて面倒ですしね。
センサーか何かで検知して、ドアが開いてるときはオートロックが動かないようになればよかったんですけどね。
鍵の開閉履歴で行動を確認できる
SESAMEアプリから、鍵を開け閉めした履歴を見ることができます。
アプリによる開け閉めだけでなく、手動で開け閉めした履歴も確認できます。
そのため、その履歴を見ることで何時に家を出て何時に帰ってきたかがわかるようになります。
「あれ、今日何時に帰ってきたんだっけ?」ってなることありませんか?
こういうとき、アプリを見るだけでそれがわかるので地味に便利です。
取り付けた状態で電池の取り替えができる
SESAME3は電池で動きます。
公式いわく1日10回動作させて、約500日動くらしいです。
ちなみに電池はこちらのパナソニックのリチウム電池が使われています。
それでも、いずれは電池を交換する必要が出てきます。
SESAME3は、わざわざドアから取り外さなくてもそのまま電池の交換ができるんです。
電池交換のたびに外す必要があると、両面テープの粘着力も弱まってしまいますし、位置がずれてしまったりと面倒ですよね。
そのような苦労をする必要がないのは嬉しいポイントです。
SESAME3のレビューまとめ
- スマホだけでなくApple Watchが鍵として使える
- 賃貸でも簡単に取り付けることができる
- 鍵の開閉履歴で行動を確認できる
- 取り付けた状態で電池の取り替えができる
- WiFiモジュールがほぼ必須になる
- オートロック機能が使いづらい
WiFiモジュールを買う前は使いづらいと感じてましたが、WiFiモジュールを取り付けてからはめちゃくちゃ快適です!
ただし、オートロック付きのマンションの場合、オートロックを開けるために結局鍵を持っている必要があるので、ご注意ください。
エレベーターを降りる前に鍵を開けておくとスムーズに入ることができるので、結構便利ですよ。