上下のデュアルモニターを使いたいんだけど、使いやすいのかな?
慣れるまでは少し違和感があるかもしれませんが、全然使いにくいことはなかったですよ。
ただ、私は1年近く使った結果使うのをやめてしまいました。
モニターを上下に設置するデュアルモニター、誰しも一度は憧れる環境じゃないでしょうか?
私もいつかはしてみたいって考えていましたw
そして、実際に上下のデュアルモニターを使ってみたのですが、1年近く使ったところでその環境を崩してしまいました。
最初は見上げることに違和感はあったものの、慣れたらそこまで気になりませんでした。
しかし、左右のデュアルモニターと違って3つの問題点がどうしても気になってしまったんです。
- モニターの位置を変えることができない
- 配線が難しい
- 情報が入ってきづらい
これらの詳細については後ほど詳しく解説していきます。
上下のデュアルモニターに憧れるけど、環境を作ろうかって悩んでる人はぜひ参考にしてください!
ウルトラワイドモニターは上下配置と相性がいい
今までずっと左右のデュアルモニターを使ってきたのですが、なぜ上下のデュアルモニターにしようと思ったか。
それはこちらのウルトラワイドモニターを使い出したからです。
ウルトラワイドモニターって、横幅が一般的なモニター2枚分あるようなものなので、ウルトラワイドモニターで左右のデュアルモニターにすると、モニターを3枚並べているような感じになるんです。
そうすると横に長過ぎて、一番端っこの部分が見えにくかったりして実用性に欠けると思ったんですよね。
そこでたどり着いた答えが上下のデュアルモニターです。
上下であれば端っこの方が見にくい等の問題も起こらないですからね。
モニターを上下に配置する方法
今まではモニターアームを2つ使って、モニターを左右に設置していました。
しかし、この方法では上下にモニターを設置することができません。
上下にモニターを設置するには、専用のモニターアームが必要になります。
私が上下デュアルモニターのために購入したのは、こちらのモニターアームです。
上下用のモニターアームって全体的に結構値段が高いんですが、こちらはかなりお手頃価格だったので選びました。
上下のデュアルモニターは初めてで使い心地もわからなかったので、いきなり高いものを買う勇気はありませんでした・・・
設置は特に難しいこともなく、モニターにアームを取り付けてそれをポールに通して固定するだけです。
ただモニターが重いので、1人だと支柱に固定するときは結構大変でした。
設置するとこんな感じになります。
上下のデュアルモニターをやめた3つの理由
上下のデュアルモニターを1年近く使ってきたんですが、つい先日デスクを新しくした際にやめてしまいました。
左右のデュアルモニターに比べて使いづらかったの?
確かに最初は違和感ありましたが、そこはすぐに慣れました。
でも、不便な部分もいくつかあったんですよね・・・
上下のデュアルモニターを最初は気に入っていました。
見た目もカッコいいですしね。
でも、使っているうちにどんどん不便に感じてきてしまったんです。
具体的には、以下の3つ。
- モニターの位置を変えることができない
- 配線が難しい
- 情報が入ってきづらい
結局これら3つの理由で上下のデュアルモニターをやめてしまったんですよね。
それぞれ詳しく解説していきますね。
モニターの位置を変えることができない
私が購入した支柱型のモニターアームはその場でモニターを固定するため、一般的なモニターアームと違ってモニターを動かすことができません。
上下に向きを変えることはできるんですけどね。
そのため、今の姿勢に合わせて見やすい位置にモニターを持ってくるってことができないんです。
好きな位置に持ってこれるというモニターアームの利点を活かすことができないのは、結構な残念ポイントでした。
配線が難しい
上下にモニターを設置すると、配線が難しくなるんですよね。
こんな感じで支柱にケーブルを通してまとめるんですが、支柱に通すため一旦上まで引っ張って、支柱の中を通して、支柱の下から出して電源タップ等に繋ぐ必要があります。
つまり、それだけ長いケーブルが必要になるんです。
上のモニターのケーブルは通せても、下のモニターは届かなかったりするとケーブルを支柱の外に這わせないといけなくなって、汚く見えてしまいます。
実際、私も下のモニターはケーブルが届かず支柱を通していません。
このように、高い位置に設置するとその分長いケーブルが必要になりますし、はみ出た部分を隠すための手間もかかってきます。
左右のデュアルモニターにはない苦労だね。
情報が入ってきづらい
左右のデュアルモニターで、例えばメインモニターで作業していてサブモニターでTwitterやSlackを表示させていたとします。
その場合、メインモニターで作業してても横目でサブモニターに表示されている情報って結構入ってきませんか?
でも、上下のデュアルモニターってそれが難しいんです。
わざわざ見上げて”見よう”としないと、サブモニターが見えません。
決して見えない訳ではないんですが、左右の場合だと見ようと意識しなくても自然と入ってきた情報が、”見よう”と意識しないと入ってこなくなるので、そこが残念に感じました。
上下のデュアルモニターを快適に使うための方法
私の環境には合わなかった上下のデュアルモニターですが、どうすれば快適に使うことができるのか私なりに考えた結論をご紹介します。
位置調整できるアームを使う
一番気になった点は、位置を自由に変えることができないところでした。
そのため、それが解決できる位置を自由に変えることができるモニターアームを使うことで、この問題点は解決できます。
ただ、この解決方法には1点問題点があります。
それは、位置を自由に変えることができる上下デュアルのモニターアームは値段が高いということです。
例えばこちらのモニターアーム。
モニターを上下に設置できて、ある程度アームで位置を動かすことができます。
しかし、耐荷重が9kgまでしかない上に値段が13,000円ほどします。
32インチまでなので、ウルトラワイドモニターは使えない可能性が高いです・・・
ウルトラワイドモニターが使えそうなモニターアームを探したところ、私が使っていたのと同じサンワダイレクトのこちらのアームを見つけました。
こちらであれば、アームの耐荷重が10kgなのでモニターによってはギリギリ使うことができそうです。
ただ値段は約27,000円とかなりの高額です。
私が使っていたのが5,000円ほどだったと考えると、なかなか躊躇してしまう値段です・・・
奥行きの広いデスクを使わない
デスクの奥行きが広いと、その分モニターの位置を調整する場面が出てきてしまいます。
そのため、言ってしまえばデスクの奥行きが狭いデスクを使うとモニターの位置を変える必要もないと考えられます。
実際私も狭いデスクを使っているときって、モニターアームを使っても位置を替えたことって数えるくらいしかありませんでしたしね。
ちなみに、今は奥行きが80cmある広いデスクを使っているので、位置調整が頻発していますw
必要なケーブルの長さを把握する
配線をキレイにするには、ちょうどいい長さのケーブルを使うのが一番簡単です。
そのため、必要なケーブルにはどれくらいの長さがいいのか把握して、そのケーブルを揃えることで、配線の難しさを緩和することができます。
ただ、配置を変えたいと思ったとき、またケーブルを書い直す必要が出てくるのでなかなかハードルが高い方法でもあります・・・
モニターの使い方を工夫する
私のように、Twitterなどをサブモニターに置いて、横目で情報収集する方法はあまり向かないので、使い方を工夫する必要があります。
例えば、Twitterなどはメインモニターの端っこに置いて、作業に使うウィンドウの一部をサブモニターに移すなどです。
このように使い方さえ工夫すれば、今までと同じように情報収集することも可能です。
上下のデュアルモニターをやめた理由まとめ
ウルトラワイドモニターをメインモニターとして使う場合、左右のデュアルモニターは少し使いづらいです。
そのため、上下のデュアルモニターを使い始めたのですが、
- モニターの位置を変えることができない
- 配線が難しい
- 情報が入ってきづらい
この3つの理由のため、使うのをやめました。
今は11インチiPad Proをサブモニターとして使っています。
無線で接続できるから、配線のことを考える必要がないのは嬉しいよね!
ただ、1つ言っておきたいのは決して上下のデュアルモニターが悪い訳じゃないんです。
私の環境・使い方に合わなかったというだけで、上下のデュアルモニターはやめた方がいい!とは考えていません。
でも、万人におすすめできる訳ではないというのも事実。
本記事を参考に、自分の環境・使い方に合っているかどうか判断していただけると幸いです。